最近、加齢による身体の衰えを感じていませんか?

今回は身体に異変を感じたら、衰えを感じたときなどに有効な漢方を3つの症状別にご紹介します。

 

体力低下

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人は歳を重ねるごとに、回復力がどんどん低下していきます。とくに、大きな病気にかかったり、長期の入院や手術の後などは、からだに負担がかかっており、身体の内側の目に見えない免疫力も低下しています。

全身にだるさを感じたり食欲不振などの症状が出れば、さらに栄養状態を悪くし、身体の回復に不可欠な免疫能も低下させる悪循環につながります。

なので、免疫力や病気と戦う抵抗力が低下しているときは、身体本来の免疫力を補ってあげることが大切です。

 

体力低下に有効な漢方

体力低下には補剤が有効です。補剤とは大きな病気や手術、出産の後の心身ともに状態が万全ではない状態を改善し、免疫能をアップさせる漢方薬のことを指します。まさに、「からだの力を補う薬」のことです。

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
  • 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
  • 人参養栄湯(にんじんようえいとう)
  • クラチャイダム

など

 

更年期障害

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更年期障害とは、40~50代の半ばごろの女性がに出る、閉経前後に女性ホルモン減少することによってでる身体的、精神的な症状です。なかでも、卵巣機能が衰えることにより、卵巣で作られるエストロゲンが消失と、体と心にさまざまな影響を及ぼします。

この症状は個人差がありますが、主にのぼせ、発汗、冷え、イライラ、憂鬱、不安感、不眠、めまい、動悸、頭痛などの「不定愁訴」があります。更には無気力や、物忘れがひどくなる人も。これらの身体の変調に加え、自分を取り巻く周辺の環境の変化(子供の巣立ち、親の介護など)や個人の性格といったものも影響して、つらい症状を引き起こします。

また、男性の場合も50歳を過ぎた頃から女性と同じような症状が現れたりします。原因となるのはやはりホルモンで、女性に比べて緩やかですが、男性ホルモンの減少が影響しています。男性の場合、症状は主にのぼせ、動悸、性欲の減退、腰痛、不眠、不安感、焦燥感といったものが現れます。大事なのは、自分に合った方法で前向きに過ごすことです。

 

更年期障害に有効な漢方

  • イライラや、不安、不眠など精神症状には、加味逍遙散(かみしょうようさん)
  • 頭痛、めまい、肩こり、下腹部に痛みがある人には、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
  • 疲れやすく貧血気味で冷えもある場合は、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

 

ストレス

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現在深刻な問題となっているストレス社会。ストレス病は、仕事の能率を低下させるだけでなく、胃潰瘍や高血圧などを発症・悪化させ、最悪の場合は過労死や自殺ということになっていまう可能性があります。

食欲の変化、不眠、気力の減退、疲れがとれない、頭が重い、気分が沈みがち、めまい、息苦しい、自分へのプレッシャー、イライラ、理由もなく不安、集中力の低下、性欲減退、などはストレスが溜まっている合図かもしれません。

日本も非常に不況な状況が続いていますから、就職の不安や人間関係の悪化、リストラの不安、そして賃金カットによる経済不安などなど、ストレスを感じないことはもはや不可能ともいえます。そうなるとあとはそれに対して適切な対処をするしかないのです。

 

ストレスに有効な漢方

  • 柴朴湯(さいぼくとう)
  • 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  • 加味帰脾湯(かみきひとう)
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

など

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